【2022最新版】稼げるプログラミング言語と選び方の全て!学ぶ順番と手順も解説

「プログラミング言語は何から勉強すれば良い?」
「初心者向けのプログラミング言語が知りたい」
「プログラミング言語の選び方が知りたい」

プログラミングの勉強を始めようと思っても、プログラミング言語の種類が多いし、何から始めれば良いのか悩みますよね。

最初にプログラミング言語を決めないと、プログラミング学習のステップに進めませんし、勉強の仕方を勉強し続けてしまう無限ループにはまります。

本記事は、プログラミング言語の選び方ガイド決定版!初心者向けにおすすめプログラミング言語を選び方と一緒にご紹介します。

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最低限学びたいプログラミング言語一覧


おすすめプログラミング言語を紹介する前に、最低限勉強したいマークアップ言語(HTML/CSS)とフロントエンド言語(javaScript)をご紹介します。

  • HTML
  • CSS
  • javaScript

今後プログラミング学習を進めるうえでの土台となります。

HTML

HTML
HTMLは、Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、Webページを作るための最も基本的なマークアップ言語です。

WEBページの基本(文字・表・写真など)は、HTMLを基に作られています。

HTMLを学ぶと、Webサイトに文字を挿入できたり、URLリンクを挿入できたり、表・箇条書きリスト・写真の挿入が出来るようになります。

【サルでもわかる】HTMLとCSSの入門講座!勉強方法や独学の手順を解説!

CSS

css
CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)は、ウェブページのスタイルを指定するための言語です。

主にHTMLと組み合わせて使用する言語で、基礎デザイン(色・配置)を整える時に使います。

CSSを学ぶと、HTMLで記述した文字や要素に装飾を加えたり、配置を整えたり、デバイス別にサイズを調整することができます。

【サルでもわかる】HTMLとCSSの入門講座!勉強方法や独学の手順を解説!

javaScript

javaScript
javaScriptは、Webサイトに動作を与えることができるプログラミング言語です。

HTMLで作った要素をCSSで装飾、javaScriptを使うとここに動的なコンテンツを追加することができます。

例えば、ボタンをクリックした時に『ポップアップを表示』させたり、ページスクロールに合わせて画像の中身を変更したり、表示位置を変えたり…。

『HTML / CSS / javaScript』を学ぶと、動的なWEBサイトが作れるようになります。

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初心者向けプログラミング言語おすすめ5選!


最低限必要な『HTML / CSS / javaScript』を学んだら、いよいよ本格的なプログラミング言語の学習に進みます。

今回はプログラミング初心者におすすめしたい5つの言語を厳選しました。

  • Ruby
  • PHP
  • Python
  • Swift
  • Java

プログラミング言語の特徴とできることを併せてご紹介します。

Ruby

Ruby
Rubyは、Webアプリケーション開発に欠かせないオブジェクト指向のスクリプト言語です。

初心者向けに説明するなら、誰でも簡単に予約サイトやSNS、ショッピングサイトが作れる非常に優れたプログラミング言語です。

まつもとひろゆき氏と言う日本人が作ったプログラミング言語なので日本語と非常に相性が良く、初心者に最も好まれているプログラミング言語です。

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PHP

PHP
PHPはHTMLに埋め込むことができる、Web開発必須のスクリプト言語です。

似たような言語にRuby言語がありますが、Webアプリケーション開発はPHPまたはRubyがよく使われています。

PHP言語はHTMLと相性が良く、Webサイト開発には必須のスキル。PHPを理解すれば誰でも簡単にWebサイトやWebアプリが作れるようになります。ショッピングサイトや予約サイト、マッチングサイトの多くはPHPで作られています。

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Python

Python

Pythonとは、汎用的なプログラミング言語の一種です。シンプルな文法と分かりやすいコード設計が特徴で初心者にも大人気。Pythonを使えば様々なWebサービスが作れます。

日本でも広く使われているため、Pythonを勉強する本や参考書、学習サイトも充実、最近流行りの機械学習やAI(人工知能)分野でも使われる注目のプログラミング言語です。

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Swift

Swift

Swiftは、2014年にApple社が発表したオープンソースのプログラミング言語です。

主にiOS製品の開発に利用される言語で、Macbook内の開発アプリケーションXcodeを使って開発します。

シンプルなコードと直感的なXcodeUIによりプログラミング初心者にもおすすめですが、iOSアプリ以外の活用幅が少ないデメリットもあります。

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Java

Java

Javaは家電製品の組み込みシステムのために開発されたプログラミング言語です。

1995年にサンマイクロシステムズ社によってリリースされ、現在はサンマイクロシステムズ社を買収したオラクル社によってサービス提供されています。

テレビやスマートフォン・ゲーム・インターネット・科学計算用スーパーコンピュータなど、あらゆるところで使用されています。

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プログラミング言語を選ぶ前に考えること

プログラミングを学ぶ目的を整理する

プログラミング言語を決める前に、プログラミングを学ぶ目的を整理しましょう。

あなたは何故、プログラミングを学びたいのですか?

  • 社会人基礎として学びたい
  • 専門的なスキルを身につけたい
  • 作りたいものがある
  • エンジニアに就職したい
  • プログラミングの副業がしたい

プログラミングを学ぶ目的は様々だと思いますが、目的に応じたプログラミング言語選びた必要です。

まずは目的を明確にして『作りたいもの』を決めましょう。

作りたいものが決まると、必要なプログラミング言語が決まります。

作りたいものを考える

プログラミングを学んで『作りたいもの』と言われても、最初はパッと思い付きませんよね。そこで作りたいものの参考例を並べてみました。

  • お洒落なWebサイトが作りたい
  • 機能的なWebサービスが作りたい
  • スマートフォンアプリ開発がやりたい
  • チャットボットを作りたい
  • AI搭載のアプリケーションを作りたい

『作りたいもの』が明確にない方は『作れたらワクワクするもの』を選んでください。

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何から学ぶべき?初心者向けプログラミング言語の選び方

『作りたいもの』が決まったら、必要なプログラミング言語を正しい順番で学んでいきます。今回は代表的な4つの制作物を例に言語一覧を用意しました。

  1. 動きのあるWEBサイトが作りたい
  2. 機能的なWEBアプリケーションが作りたい
  3. AI.機械学習を活用したい
  4. スマートフォンアプリ開発がしたい

それぞれに必要なプログラミング言語と学ぶ順番をご紹介します。

動きのあるWEBサイトが作りたい


プログラミング学習の目的が『動きのあるWEBサイトを作れるようになりたい』方は、以下の順番でプログラミング言語を学んでいきましょう(Webデザイナー向け)

  1. HTML
  2. CSS
  3. javaScript
  4. jQuery

デザイン性に優れたWEBサイトが作れるようになります。

機能的なWEBアプリケーションが作りたい


プログラミング学習の目的が『機能的なWebアプリケーションが作りたい』方は、以下の順番でプログラミング言語を学んでいきましょう(Webエンジニア向け)

  1. HTML
  2. CSS
  3. javaScript
  4. jQuery
  5. Ruby

機能性を持ち合わせたWebアプリケーションが作れるようになります。

AI・機械学習を活用したい


プログラミング学習の目的が『AI搭載のWebアプリケーションが作りたい』方は、以下の順番でプログラミング言語を学んでいきましょう(機械学習エンジニア向け)

  1. HTML
  2. CSS
  3. javaScript
  4. jQuery
  5. Python

人工知能・機械学習を持ち合わせたWEBアプリケーション開発に必要です。

スマートフォンアプリ開発をしたい


プログラミング学習の目的が『スマートフォンアプリ開発に挑戦したい』方は、以下の順番でプログラミング言語を学んでいきましょう(アプリエンジニア向け)

iOSアプリ開発の場合

  • Swift

Androidアプリ開発の場合

  • Java

Androidアプリ開発に必要です(iOSアプリは別途Swift言語の勉強が必要)

初心者向けプログラミング言語の学習方法

おすすめのプログラミング言語を学んだ後は『効率良くプログラミング言語を学ぶ方法』も覚えておきましょう。

  • プログラミングスクールを活用する
  • プログラミング学習サイトを活用する
  • 本や参考書の勉強はおすすめしない

それぞれ解説していきます。

プログラミングスクールを活用する


プログラミング言語を効率良く勉強するなら、プログラミングスクールの活用がおすすめです。

プログラミング言語の基礎は、プログラミング学習サイトを使っても勉強できますが、実践的なWeb開発まで独りでやり切るには難易度が高いです。

プログラミング言語の学習ロードマップ

  1. プログラミング言語の基礎習得
  2. 開発環境の構築
  3. テキストエディタの活用
  4. サンプルコードの写経
  5. Webアプリケーション開発

プログラミングスクールは、受講料金がかかるものの、現役エンジニアがWeb開発まで徹底サポートしてくれるため、初心者でも最短最速で技術習得が叶います。

プログラミング学習だけでなく、開発現場のノウハウや実態を知ることができるため、プラスアルファの効果が得られ、エンジニアを目指している方であれば就職サポートも受けられるでしょう。

学業や仕事を続けながら勉強する方は、尚更強制力の強いプログラミングスクールの活用がおすすめです。

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プログラミング学習サイトを活用する

『プログラミングスクールは料金が高い…』という方には、コスパ良く学べるプログラミング学習サイトがおすすめです。

プログラミング言語の基礎講座なら、無料で学べる学習サイトも多いですし、実践的なWeb開発も10,000円程度の買い切り料金で受講できます。

プログラミング学習サイトの使い方

  1. Progate:プログラミング言語の基礎を学ぶ(無料)
  2. Udemy:実践的なWeb開発を学ぶ(有料)

プログラミングスクールに比べると、質問対応やサポート内容、実務レベルの学習(チーム開発等)は劣りますが、安い料金で学べるのがオンライン学習サイトの魅力です。

本や参考書の勉強はおすすめしない


本や参考書もプログラミング言語を手軽に学べるアイテムですが、効率良く勉強する点においては、余りおすすめできません。

勉強と言えば『本や参考書を読んでから、問題を解く』のが一般的ですが、プログラミング学習においては『触りながら覚える』方が効率的です。

プログラミング関連の本や参考書は、大体1冊3,000円〜4,000円の書籍代がかかるため、本に投資するなら、オンライン学習講座や、プログラミングスクールの方がコスパが良いです。

本や参考書をおすすめしない理由

  1. 本や参考書の勉強は非効率
  2. 書籍代よりも有料講座の方がコスパが良い
  3. 分かりやすい本や参考書が少ない

プログラミング言語を学ぶなら、プログラミングスクールに通うか、プログラミング学習サイトを利用するかの二択で選びましょう。

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【年収順】稼げるプログラミング言語一覧表

最後に初心者向けとは別に、年収順の稼げるプログラミング言語一覧をご紹介。

年収中央値 最大提示年収 求人数
Go 600万 1,600万 2,202
Scala 600万 1,300万 1,489
Python 575万 1,499万 9,344
Kotlin 575万 1,200万 961
TypeScript 575万 1,200万 667
R 575万 1,000万 220
Ruby 550万 1,200万 11,676
Swift 550万 1,200万 3,353
Perl 525万 1,200万 4,509
C 525万 1,000万 9,347

第1位:Go言語

年収中央値 600万
最大提示年収 1600万
求人数 2202
初心者向け ⭐️⭐️⭐️・・

Go言語はGoogleが2009年に開発した新しいプログラミング言語です。シンプルな構文で記述しやすいプログラミング言語のため最近人気が急上昇しています。残念ながら日本ではGo言語を導入しているWebサービスはまだまだ少ない印象です。そのためGo言語を学ぶための参考書やプログラミングスクールも数少ないです。稼げるプログラミング言語ですが、学ぶ環境が揃っていないのが残念なポイントです。

第2位:Scala

年収中央値 600万
最大提示年収 1300万
求人数 1489
初心者向け ⭐️⭐️・・・

Scalaはオブジェクト思考と関数型プログラミングの両方が使えるプログラミング言語です。初心者の方は万能なプログラミング言語だと覚えておきましょう。2019年現在、Scalaを採用する企業は増えていますが、Scalaエンジニアはまだまだ少ないです。平均年収ランキングでは常に上位のScalaですが、Go言語同様学ぶ環境が充実していないのが残念なポイント。1番最初に選ぶプログラミング言語にはおすすめしません。

第3位:Python

年収中央値 575万
最大提示年収 1499万
求人数 9344
初心者向け ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

Pythonは、今エンジニア界隈で人気のプログラミング言語です。文法がシンプルでコードが読みやすい、少ないコード量で簡単にプログラムが書けることから初心者に愛されています。今話題の人工知能やWeb開発など幅広い分野で利用されており、プログラミング言語の人気ランキングでは常に上位にランクインする優れものです。ぶっちゃけ初心者がプログラミングを学ぶなら2019年1番おすすめのプログラミング言語です!

第4位:Kotlin

年収中央値 575万
最大提示年収 1200万
求人数 961
初心者向け ⭐️⭐️⭐️・・

Kotlin(コトリン)は、一言で言うとJava言語をめちゃくちゃ簡潔にしたプログラミング言語です。Java言語と言えば今1番求人の多いプログラミング言語でした。そのJavaを簡潔にした言語なので現在かなり注目されています。Java言語を学ぶならKotlinを選んだ方が長期的に見て賢いです。とは言えJava言語に比べて情報が少ないので初心者が1番最初に選ぶ言語にはおすすめしません。

第5位:TypeScript

年収中央値 575万
最大提示年収 1200万
求人数 667
初心者向け ⭐️⭐️・・・

TypeScriptとは、JavaScriptの進化版プログラミング言語です。利用シェアNo.1のJavaScriptを拡張して作られた言語で、2017年にはGoogle社内の標準開発言語としてTypeScriptが承認されました。正直日本ではなかなかTypeScriptの案件は見つかりません、初心者が手を出す言語としてはおすすめしません。慣れてきたら使ってみたい言語ですね。

第6位:R言語

年収中央値 575万
最大提示年収 1000万
求人数 220
初心者向け ⭐️⭐️・・・

R言語は、統計解析向けのプログラミング言語です。開発エンジニアを目指す方にはおすすめしない言語です。主に分析や解析の用途で使われることが多く、最近では機械学習にも利用範囲が広がっています。とはいえ機械学習は【Python】の方がおすすめですし、R言語を使うエンジニア業務はまだまだ少ないです(データ分析・解析業務に多い印象です)初心者がR言語から学ぶのはやめましょう。

第7位:Ruby

年収中央値 550万
最大提示年収 1200万
求人数 11676
初心者向け ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

Rubyは筆者が1番大好きなプログラミング言語。2019年初心者でも稼げるプログラミング言語です。日本人が開発したプログラミング言語なので日本語との相性が非常に良く、構文もシンプルで使いやすさは万能、さらに学習環境も広く整っているので1番習得しやすいプログラミング言語とも言えるでしょう。Rubyを採用する日本企業が多いので、就職や転職にも抜擢。さらに年収が高いプログラミング言語ランキングでも【第7位】と好成績!学んで損はないプログラミング言語です。

第8位:Swift

年収中央値 550万
最大提示年収 1200万
求人数 3353
初心者向け ⭐️⭐️⭐️⭐️・

Swiftは、2014年にAppleが開発した比較的新しいプログラミング言語です。シンプルな構文で初心者にも使いやすく筆者もリリース当初から触っています。Swift言語で出来ることはiPhoneアプリの開発、ズバリSwiftさえ使えればどんなiPhoneアプリでも作れます。一方でiPhoneアプリ以外の利用範囲が少ないのでかなり特化した技術にはなりますが、需要も高く稼げるプログラミング言語の位置付けにいます。iPhoneアプリを作ってみたい人にはおすすめです。

第9位:Perl

年収中央値 525万
最大提示年収 1200万
求人数 4509
初心者向け ⭐️⭐️⭐️・・

Perl は長い歴史を持つエンジニアなら誰でも知っているプログラミング言語です。テキスト処理に優れたスクリプト言語ではありますが、現在はPythonやRubyに変わっているため徐々に人気は下がっています。今から学ぶプログラミング言語としてはおすすめしません。

第10位:C言語

年収中央値 525万
最大提示年収 1000万
求人数 9347
初心者向け ⭐️・・・・

C言語とはプログラミング言語の祖とも言える昔ながらの言語です。2019年現在WebサービスにC言語を使っている企業はほとんどおらず今から始めるのは絶対におすすめしないプログラミング言語です。年収が高い理由には、逆に使えるエンジニアが減ってきている背景がありそうです。